国民健康保険の保険料〜国保の保険料の計算方法について〜その内容は、 ・所得割額・・・国民健康保険加入者の住民税にかかる ・均等割額・・・1世帯の国民健康保険への加入者の人数にかかる ・平等割額・・・1世帯あたりの定額負担額 ・資産割額・・・1世帯が所有する資産に対してかかる の4つを組み合わせたものになっています。 また、国民健康保険の保険料には、医療分と介護分の2つがあります。 医療分とは、ケガや病気を治療するときの保険料で、介護分とは、世帯の中に40才〜64才の、国民健康保険の加入者がいるときにかかる保険料です。 これを、まとめると下表のようになります。 <国民健康保険の保険料>
表中の*印の数字や金額は、全国均一ではなく各市区町村ごとにかなり違いがあり、なおかつ毎年変わりますのでご注意ください。 保険料の具体例をあげると、 家族構成 ・夫 42才 自由業(コピーライター) 今年度の住民税72,000円 ・妻 38才 専業主婦 ・子ども 14才と10才の2人 ・所有資産ナシ の世帯が全て国民健康保険に加入している場合、上表にあてはめて計算すると、 :医療分 所得割額=72,000円×1,82=131,040円 均等割額=4人×33,300円=133,200円 平等割額=12,000円 :介護分 所得割額=72,000円×0,4=28,800円 均等割額=1人(夫のみ)×12,000円=12,000円 平等割額=4,000円 医療分・・・131,040円+133,200円+12,000円=276,240円 介護分・・・28,800円+12,000円+4,000円=44,800円 を合計した321,040円が、国民健康保険の保険料になります。 繰り返しますが、保険料は各市区町村によって計算方法が違いますので、上記の例は、あくまで参考とお考えください。 |
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