引越し代金の支払い〜荷物が壊れていないか確認してから代金を支払う〜まずは、荷物が全て搬入されているかどうか。引越しのときは、一度にたくさんの荷物を運ぶため、何かの理由でダンボール箱が1つくらい少なくても気付かないものです。 こんな事がないように、荷物を入れるダンボールには荷札をつけて、別に荷物の一覧チェックリストを作っておけば、すぐに確認できます。 *参考→スムーズな引越しのコツ 次に、荷物が壊れていないかの確認です。めんどうではありますが、全てのダンボールを開けて荷物の状態を調べて、もし、壊れていた荷物があった場合は、業者の担当者にその場で確認をとり、必ず”事故証明書”を作ってもらいます。 担当者が、事故証明書を作ってくれないようであれば、直接、業者の会社に電話してきちんとした対応を要求します。 それでもダメな場合は、引越し代金の支払いを、一部だけ支払うなどの方法をとります。念のために、壊れた荷物の写真を撮って、証拠として残しておくのがよいでしょう。 荷物が壊れたときの請求は、引越しの日から3カ月以内に業者に通知が必要で、請求期間は1年以内となっています。 *参考→引越し業者とのトラブル 最後に、見積りの内容と実際の引越しの内容が、同じであるかを確認します。 例えば、見積りでは4トンのトラックが、2台来るはずだったのが1台であったり、作業員の数が1人少なかった場合などです。 また、引越しシーズンの3〜4月では、運送トラックが予定より大幅に遅れて到着して、引越しが終わったのが夜中になるケースもあります。 このような場合は、あきらかに代金の減額の対象になりますので、代金の見直しを請求してかまいません。 もし代金の支払いが、引越し完了後の振込みも可能な場合は、トラブルの対抗手段として利用するのもよいでしょう。 なお、引越しの代金の前払いや手付金を、引越し業者が受け取ることは、法律で禁止されています。 |
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