電気の移転手続き〜料金の精算と引越し先の契約アンペアについて〜連絡先は、毎月届けられる検診票か領収書に記載されています。また、各電力会社ではインターネット上からも移転手続きができます(沖縄電力を除く)。 もちろん、引越し前と引越し後で電力会社が違うときは、それぞれ別々に手続きが必要です。 以下、各電力会社のサイトです。 ・北海道電力 ・東北電力 ・中部電力 ・北陸電力 ・東京電力 ・関西電力 ・四国電力 ・九州電力 ・沖縄電力 電話、あるいはネット上から電力会社に伝える事項は、次の5つとなっています。 ・お客様番号(検針票か領収書に書かれています) ・契約者の氏名、現住所、連絡先 ・引越し先の住所 ・使用中止の予定日、係員の訪問希望日 ・料金の精算方法 移転連絡を済ませておくと、引越し当日に係員立ち会いのもとで、料金の精算をすることになります。当日、何かの都合で精算できないときは、引越し先へ請求書が送付されます。 なお、移転の連絡が引越しの前日や前々日では、係員の予定がつかず、立会いができないのが普通です。できれば早めの連絡をおすすめします。 次に、引越し先で問題になるケースとしては、契約アンペアがあります。契約アンペアとは、その住居で使える最大の電気容量のことで、一般のアパートやマンションでは、以下の7種類があります。
1Aは、一般住居の場合(100V)で、消費電力100Wに相当します。例えば、エアコンで1Kw(=1000W)だとすると10Aになります。 住居の間取りをもとにした、契約アンペアの目安は次のようになります。 ・1K〜1DK・・・15〜20A ・2DK・・・30A ・3DK・・・40〜50A ・4LDK・・・50〜60A もし、たびたびアンペアブレーカーが落ちるようであれば、電力会社に連絡して1ランク上のアンペア契約をして、ブレーカーを変更してもらうことができます。料金は原則として無料ですが、屋内配線などの工事が発生したときは、料金が必要になることもあります。 アンペアブレーカーを変更するには、事前に大家さんや管理人の承諾を得ておく必要があります。 一般的に賃貸借契約では、部屋を出るときに元のブレーカーに戻すことを義務付けていますので、事前に確認しておくことをおすすめします。 また、アパート、マンションなどでは、建物全体の電気容量が不足している場合もありますので、この時も、大家さんや管理人の承諾がいります。 なお、電気料金を口座振替にしている場合は、電力会社が変更になると改めて、口座振替の手続きが必要になります。 |
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