引越しの見積りを取るときの注意点〜業者が見積りするときは、一定の決まりごとがある〜まず、見積り自体は原則として無料になっていますので、必ず自宅に来てもらう”訪問見積り”で、正確な金額を出してもらいます。 電話やインターネットからの手軽な見積り方法もありますが、この方法だと後で、追加料金が発生する可能性が大きくなります。 なお、自宅や引越し先に来てもらった場合は、費用が発生するケースもありますが、その場合は、事前に業者からその旨、説明の義務があります。なんの説明もなく、いきなり請求された場合は、支払いの必要はありません。 また、見積り時に予約金や手付金の支払いを、要求することは約款によって禁止されています。もし、そのような業者の場合は、迷わずきっぱり断るにかぎります。 見積り時には、標準引越運送約款も同時に渡されますので、一通り目をとうしておきましょう。標準引越運送約款とは別の約款のときは、内容の違いを担当者に必ず確認しておくことをおすすめします。 引越しを頼んだ業者からは、引越し2日前までに引越しの内容に変更がないか、必ず確認の連絡が入ることになっています。 もし、引越しの依頼をキャンセルするときは、 ・引越し予定日の2日前まではキャンセル料は無料 ・引越し予定日の前日までは見積書の運賃額の10% ・引越し予定日の当日は見積書の運賃額の20% のキャンセル料が発生します。(*注意 キャンセル料は見積りの総額ではなく、運賃額に対してのみ発生。) 業者からの見積り書には、以下の事項が記載されています。 ・お客さんの氏名 ・引越し業者の許可番号、会社名、住所、TEL、見積り担当者名、窓口電話番号 ・引越し開始日時、引渡し日時 ・お客さんの現住所と引き渡し先(転居先) ・引越し料金の内訳、金額と支払方法 ・解約、延期手数料の額 ・引越し作業員の人数と作業内容 ・その他関連事項 *標準的な見積りのサンプルはこちらでご覧いただけます。 なお、引越しのときは、現金、印鑑、キャッシュカード、貴金属などの貴重品は、自分で持ち運ぶことになっています。 美術品や骨董品、ペットなどはオプション扱いとなり、特に高額な物に関しては、輸送方法や保険料も確かめておく必要があります。 |
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