1. |
間取り図(平面図)
まず、なくてはならないのがこの間取り図。これを見ながら実際の物件との違いがないかや、部屋の広さ、コンセントの位置などの細かいことを記入しておきます。
冷蔵庫やベッド、タンス、テーブルなどの大型のものを持っているか、購入予定があるときは、玄関入口や各部屋の入口寸法を、測っておくことを忘れないようにします。
いざ、搬入しようとして、せっかく購入したものが入らなければ、悔しい思いをするだけです。
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2. |
チェックリスト
物件を何件か見た後で、比較検討できるチェックリストがあると、とても役に立ちます。
このサイトでは、次の3つのチェックリストを用意しましたので、参考にしてください。
・引越し先チェックリスト(マンション)
・引越し先チェックリスト(アパート)
・引越し先チェックリスト(周辺環境)
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3. |
筆記用具
間取り図やチェックリストに、いろいろ記入するときに使います。2〜3色程度のボールペンがあれば、特に重要な部分を色分けして、メモできるので役に立ちます。
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4. |
時計
最寄り駅までの、徒歩での所要時間を計るときに使います。気に入った物件があったときは、直接自分の足で、所要時間を確かめておくことをおすすめします。
生活の中で一番利便性に関わることですから、仲介業者の言葉を、うのみにしないようにしましょう。(*不動産で表示されている徒歩1分とは、80メートルのことです。)
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5. |
メジャー(巻尺)
部屋の広さや天井の高さ、あるいは、入口の大きさを計るときに使います。5メートルの巻尺があれば使い勝手もよく、いろいろ重宝します。文房具屋さんで千円程度で買え、引越しした後に家具や家電製品を購入するときも利用できます。
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6. |
コンパス
方角を確かめるために使います。間取り図に、方角が記入されている場合もありますが、実際のところあいまいな場合が多いものです。
仲介業者の担当者でも、いくつもの物件を扱っていますから、一つ一つの物件を全て把握できていないものです。方角は、日当たりを判断する大切なポイントですから、必ず確かめておきたいものです。
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7. |
デジタルカメラかカメラ付携帯電話
気になる所や使い勝手がよさそうな所を、スナップ写真として撮っておきます。何件も物件を見ていると、正確に思い出せないこともありますから、後から比較検討するときにとても役に立ちます。
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ビー玉かパチンコ玉
これ、一体何に使うかわかります?
実は、床の水平をチェックするときに使うんです。建築されてから日がたっていない新しい物件では、床が傾いているなんてことはほとんどありません。
しかし、かなり古い建物の場合や、室内を全面リフォームした場合は、ときどき床が波打っていたり、傾いていることもあります。(もちろん、一目見ただけではわからない程度のものです。)
相当古い物件を検討するときは、ビー玉やパチンコ玉を床の上に静かにおいて、水平かどうか確認しておきましょう。最悪の場合は、土地が地盤沈下している可能性もあります。
この方法は、タタミやカーペットの床でははっきりわかりませんが、フローリングやシート貼りの床では一目瞭然です。ビー玉やパチンコ玉が床の上を多少、転がるのはかまいませんが、2〜3メートル以上転がる場合は、要注意です。 |