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引越しのときの家賃

〜ムダな二重家賃を安くするには〜

引越しするアパートやマンションを決めて、賃貸借契約を結ぶと、通常その日から日割り計算で家賃が発生します。借り手の方からすれば、住んでもいないのに、家賃を払わなくてはいけないのです。

引越し先が決まってから、現在住んでいるところの契約を解約するのが、一般的なパターンです。しかし、これだと引越し先と現在住んでいるところの、両方の家賃を支払うことになります。

引越しのときは、何かと出費が多いもの。できるだけ出費を避けるために、二重家賃を安くするための方法をあげてみました。

1. 入居者の空きを待って予約
民間の賃貸アパートやマンションでは、契約の関係上、引っ越す場合は最低
1カ月前から大家さんにその旨、連絡がある
のが普通です。

これを利用して、入所者が引越しする日以降からの賃貸契約にしておけば、二重家賃を安く抑えることができます。

例えば、あなたが住んでいるマンションの賃貸借契約の解約予告期限が、1カ月前であったとします。このとき、引越し希望先のマンションに空き部屋ができるのが、25日前にわかれば5日間分の二重家賃で、済むことになります。

ただし、そのマンションの入居者の引越し予定日が、何かのトラブルで遅れる可能性もありえます。できれば、数日の余裕を持って引越し日を決めるのがよい方法といえます。

引越しを考えているが、そんなに急いでいない人には、おすすめの方法といえるでしょう。

2. 不動産の仲介業者に相談してみる
直接、仲介業者と交渉して、家賃の発生日を遅らせてもらうのも一つの方法です。たとえ、全額ではなくても10〜15日分、あるいは5〜10日分でも安くしてもらえれば、引越し時にはずいぶん助かるものです。

何度も仲介業者に足を運んでいれば、業者の担当者も便宜をはかってくれる可能性はあります。最初からあきらめずに、一度は交渉してみるとよいでしょう。

3. 解約予告をしてから、引越し先を探す
大家さんに引越しの日を先に連絡する、この方法は解約予告期限が2〜3カ月あるときに検討できます。

2〜3カ月あれば、ある程度余裕を持って、新しい部屋探しができます。理想的には、解約予告期限ぎりぎりに転居先の賃貸借契約をすれば、二重家賃もほとんど必要なくなります。

たとえ、解約予告期限が1カ月程度残っていたとしても、まるまる2〜3カ月間、二重家賃を支払うよりましです。ただし、解約予告期限が1カ月の場合では、新しい引越し先が見つからない心配もありますので、注意すべきです。

1年の中で、一番引越しが多い月は、3月〜4月、8月になっています。解約予告期限を考えて、12月〜1月、あるいは、5月〜6月から引越し先を探すのが、いい時期といえます。
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