転籍届〜今の戸籍を他の所に移したいときの手続き〜転籍とは、1つの戸籍をそのまま別の地域に移すことです。 例えば、本籍地と現在住んでいる所が離れていると、戸籍謄本や抄本の取り寄せも何かと不便です。 そこで、長期間の転勤が決まっている場合や、マイホームを購入した場合などに、転籍届を提出して本籍地を移すと、それまでの不便が解消されます。 原則として日本国内であれば、どこでも転籍届を出すことができます。 戸籍には離婚や死亡があると、全て戸籍上に残りますが転籍して新しい戸籍にすると、それまでの離婚や死亡の記載がなくなります。 このように、戸籍の表記を簡潔にするためにも転籍して、本籍を移すことが行なわれています。 なお、転籍した場合は除籍記録が、元の本籍に一定期間残ることになっていますので、以前の戸籍がすぐに消滅するわけではありません。
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