政府保障事業制度〜ひき逃げや自賠責保険未加入の事故では政府の保障がある〜この場合、被害者は泣き寝入りのままと考えがちですが、そのような人を救済するのが、「政府保障事業制度」と呼ばれている国の制度です。 この政府保障事業制度は、自賠責保険に未加入の人で、なおかつ経済力がなく賠償能力がない場合や、ひき逃げにあって加害者が特定できない場合に、国が代わって賠償金の支払いを行ないます。 政府保障事業制度は、基本的に自賠責保険とほぼ同様の保障内容になっていますが、いくつかの異なる事項があります。それを比較したのが下表になります。 <政府保障事業制度と自賠責保険の比較>
このように政府保障事業制度では、保障金の支払いが6カ月〜1年以上後になるため、それまでの費用は全て被害者が負担しなければなりません。 また、どの自動車事故についても、規則どうりに処理されますので、保証金額の交渉の余地はありません。 |
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