HOME自動車保険>搭乗者傷害補償保険

搭乗者傷害補償保険

〜自動車に乗っている、全ての人が保障される自動車保険〜

搭乗者傷害補償保険とは、契約した自動車の搭乗者が死傷したときに、保険金が支払われる自動車保険です。

搭乗者には、運転者本人(保険加入者)とその自動車に、同乗している人が含まれます。対人賠償保険とは異なり、同乗者が運転者の家族や、友人知人であっても対象になります。

つまり、運転する自動車に搭乗者傷害補償保険をかけておけば、その自動車に乗っている全ての人に対して、補償があるということです。

ただし、自動車保険加入者の故意による事故や、飲酒、無免許、薬中毒などによって死傷したとき、あるいは、トラックの荷台に乗っていたなど、通常の乗車方法でなかった場合は、保険金の支払いはありません。

搭乗者傷害補償保険は、万一、自動車事故の被害者になって、加害者側から自賠責や自動車保険の保険金が支払われたときでも、これらとは関係なく保険金が支払われます。

また、この保険では、保険金を請求しても自動車保険の等級が変わることがないので、心配することなく自動車保険会社に請求できます。

搭乗者傷害補償保険の一般的な保険金の目安は、1人あたり 1,000万円程度で、具体的な補償内容は以下の3つがあります。

1. 死亡保険金
事故が起こった日から180日以内に、その事故によるケガが原因で、死亡した場合が対象になります。死亡した人、1人につき契約した保険金額が支払われます。

シートベルトを着用していて、死亡した場合は一般的に契約保険金額の25%〜30%が、上乗せされることが多いようです。
2. 医療保険金
ケガの治療のために入院しときに、1日あたり15,000円まで。
通院したときに、1日あたり10,000円までが支払われるタイプと、

ケガの状態やケガをした箇所によって、決められた保険金が支払われるタイプの自動車保険があります。
(支払われる保険金は、契約保険金額によって変わります。)
3. 後遺障害保険金
事故が起こった日から180日以内に、その事故が原因で後遺障害になった場合が対象になります。後遺障害の違いによって、一定の割合の保険金が支払われます。

特に、重症の後遺障害で介護の必要があるときは、契約金額の10%が上乗せされることが多いようです。

なお、搭乗者傷害補償保険と類似した自動車保険として、人身傷害補償保険がありますが、この自動車保険の方が搭乗者傷害補償保険より、補償の内容が広範囲になっています。
より広い補償を希望する方は、人身傷害補償保険を検討されるのもよいでしょう。
・次ページ →人身傷害補償保険
HOME
自動車保険
自賠責保険とは
自賠責保険の補償
自賠責保険の加入と保険料
自賠責保険金の請求の種類
自賠責保険金の請求方法
自賠責保険に未加入の場合
自動車保険とは
対人賠償保険
搭乗者傷害補償保険
人身傷害補償保険
無保険車傷害保険
自損事故保険
対物賠償保険
車両保険
自動車保険の比較
自動車保険の種類
自動車保険の等級
自動車保険料の割引
自動車保険の特約
自動車保険のサービス
過失割合と過失相殺
政府保障事業制度
自動車保険・交通事故の
相談窓口
自動車保険比較

 リンクについて
 相互リンク集
 サイトマップ
Copyrights(c)2011 手続き・届出 All Rights Reserved