搭乗者傷害補償保険〜自動車に乗っている、全ての人が保障される自動車保険〜搭乗者には、運転者本人(保険加入者)とその自動車に、同乗している人が含まれます。対人賠償保険とは異なり、同乗者が運転者の家族や、友人知人であっても対象になります。 つまり、運転する自動車に搭乗者傷害補償保険をかけておけば、その自動車に乗っている全ての人に対して、補償があるということです。 ただし、自動車保険加入者の故意による事故や、飲酒、無免許、薬中毒などによって死傷したとき、あるいは、トラックの荷台に乗っていたなど、通常の乗車方法でなかった場合は、保険金の支払いはありません。 搭乗者傷害補償保険は、万一、自動車事故の被害者になって、加害者側から自賠責や自動車保険の保険金が支払われたときでも、これらとは関係なく保険金が支払われます。 また、この保険では、保険金を請求しても自動車保険の等級が変わることがないので、心配することなく自動車保険会社に請求できます。 搭乗者傷害補償保険の一般的な保険金の目安は、1人あたり 1,000万円程度で、具体的な補償内容は以下の3つがあります。
なお、搭乗者傷害補償保険と類似した自動車保険として、人身傷害補償保険がありますが、この自動車保険の方が搭乗者傷害補償保険より、補償の内容が広範囲になっています。 より広い補償を希望する方は、人身傷害補償保険を検討されるのもよいでしょう。 |
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