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車両保険

〜車体に損害があると補償される自動車保険〜

車両保険とは、自動車同士の接触、衝突、盗難や自然災害で、車両に損害があったときに、保険金が支払われる自動車保険です。

自然災害には、洪水、台風、高潮などの他に、火災や爆発などの人的災害も含まれています。

車両保険の契約保険金額は、所有している自動車の種類によって、あらかじめ設定できる範囲が決められています。自動車保険の加入者は、その決められた範囲内で希望する保険金額を選ぶことができます。

このため、車両保険が100万円なのに30万円という、かなり低い保険金額を定めたり、その逆に400万円という高額な設定もできません。

あくまで、所有している自動車の価格に見合った保険金額の範囲内での、自動車保険への加入となります。

また、車のボンネットがへこんだり、フロントガラスが割れた場合などは、それを修理すれば運転するのに支障がないので、このようなケースでは修理代のみが支払われます。

車両保険には、その補償内容によって、大まかに下記の3つの種類があります。

<1.割安型>
自動車同士の接触や衝突によって、損害があったときだけ補償される自動車保険で、保険料は一番安くなっています。ただし、接触、衝突した相手側の自動車や、運転者あるいは、所有者が特定できる場合に限られます。

<2.限定型>
上記の割安型の補償に加えて、自動車の盗難や洪水、台風、高潮、火災、爆発などが補償の対象になります。(当て逃げや自損事故は対象外)

つまり、相手が特定できる自動車の接触や衝突の他に、自然災害での損害があったときも、保険金が支払われます。当然保険料は、割安型よりも高くなっています。

<3.一般型>
限定型の補償に加えて、相手が特定できない当て逃げや、運転者のミスで事故を起こした自損事故も補償の対象になります。

ほとんど全ての車両の損害に対して保険金が支払われるため、車両保険の中では一番保険料が高く設定されています。
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