クレジットカードの決済・1
〜代表的なカードの返済方法について・1〜
クレジットカードは現金がない場合でも、後払いでショッピングができますが、決済の方法は、翌月一括払い(or
翌月、翌々月2回払い)、ボーナス一括払い、分割払い、リボルビング払いの4つの方法があります。
1. |
翌月一括払い
1カ月間で利用した合計額を、翌月に一括で返済する決済方法です。
例えば、クレジットカードの締め日が毎月15日で、引落日が翌月の10日の場合は、8月16日〜9月15日までの利用金額の合計額が、10月10日に口座から引落になります。
一括の返済となりますが、金利がかかりませんので、1カ月の給料の中から返済できる金額のときに向いています。
なお、銀行系のクレジットカードでは、翌月、翌々月2回払いでも、金利がかからないカードもあります。 |
2. |
ボーナス一括払い
夏か冬のボーナス時に、それまで利用した合計額を一括で決済する方法で、金利もかかりません。高額な家電製品や家具などを買うときに、利用するとよいでしょう。
また、最近では夏と冬のボーナス2回払いも、可能なカードも登場しています。(金利については、カード会社によって違いがあります。) |
3. |
分割払い
昔からある決済方法で、始めに利用金額に金利を加えた合計額を計算して、それを均等に分割して返済します。
例えば、10万円の利用額+金利分5,000円であれば、
5回払いで、105,000円÷5=21,000円
10回払いで、105,000円÷10=10,500円
となり、分割回数が変わっても金利は同じになります。
(もちろん、分割回数が多くなれば、金利分が多少増えてきますが。) |
4. |
定額リボルビング払い(定額リボ払い)
一番利用されている決済方法で、毎月の返済額を1万円とか2万円とか一定額に決めて返済するので、月々の負担を軽くできるのが特徴です。
今では、返済の途中で返済額を、ある程度変更できますので便利に使えます。しかし、なかなか返済が終了せず、後で金利分を計算してみると、以外に多く金利を支払っているケースが多いので、気をつけましょう。
リボ払いには、その他にも、定率リボ払いやスライドリボ払いなど、返済が進むにつれて、月々の返済額が少なくなるタイプもあります。 |
なおクレジットカードには、締め日と引落日が各社によって決められていますので、利用するときはこれを覚えておくと、お得な使い方ができます。
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