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個人年金保険

〜民間の保険会社が運営している、個人年金保険について〜

個人年金保険とは、加入者の保険料を一定期間運用し、その後で5〜15年程度の期間あるいは一生涯、年金として受け取る保険商品です。
一般的に60才や65才の定年退職時から、年金を受取る人が多くなっています。

個人年金を運用の方法からみると、”変額型”と”定額型”の2つの種類があります。

変額型は、保険料の運用成績により、年金の受け取り額が増減します。
あらかじめ運用のためのファンドが、いくつか用意されていて、個人年金加入者本人がファンドの中から、組み合わせて選ぶことになります。

用意されているファンドは、日本株式、外国株式、日本債権、外国債券、あるいはこれらをミックスしたものがあります。

もちろん、ファンドの運用自体は保険会社が行い、加入者が運用することはありません。

株式のファンドは、運用成績を求める人に向いており、債権のファンドは、比較的安定的な運用を求める人に向いています。

あくまで、運用ファンドを選ぶのは加入者本人であるため、自己責任型の個人年金保険といえます。

これに対して、定額型は契約時に将来受け取る年金の額が、決まっているものです。

保険料の運用に関しては、保険会社の責任において行なわれ、たとえ運用成績が悪くても年金の額が変わることはなく、安心できる個人年金といえます。

ただし、インフレ時や物価上昇率が高いときに、相対的にお金の価値が下がったときでも、年金の額が変わらないというリスクもあります。

また、個人年金の受け取り方法でみると、大きく分けて”終身年金”、”確定年金”、
”有期年金”の3つのタイプがあります。  *詳細→個人年金の種類

1. 終身年金
年金加入者が生きている間は、必ず年金をもらえるものです。つまり、一生涯年金を受け取ることができます。ただ、そのかわり保険料も割高となっています。

2. 確定年金
契約時に決めた一定期間だけ、年金がもらえるものです。期間が決まっているため、終身年金よりは保険料が安く、公的年金を受け取るまでの”つなぎ”の年金として利用する人が多くなっています。

3. 有期年金
確定年金とほぼ同様ですが、死亡したときの死亡一時金と、それ以降の年金支給がない個人年金です。

個人年金保険に加入するときのポイントは、契約途中での解約は非常に損になるということです。

ほとんどの場合、解約して戻ってくる解約返戻金は、それまで支払った保険料を大きく下回ることになります。ですから、加入をお考えの場合は、保険料の負担についてよく考えておく必要があります。

また、財務内容のしっかりした保険会社を、選ぶことも重要なポイントです。加入〜保険料支払い〜年金受け取り期間を考えると、保険会社とは長い付き合いとなります。将来的に不安のあるところは避けるのが懸命といえます。
・次ページ →個人年金の種類
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