終身保険〜一生涯保障があり、安心感がある終身保険〜被保険者が亡くなったり、高度の障害になった場合は、必ず保険金を受け取ることができます。 一般的に終身保険というと、契約したときに保険金額と解約したときの解約返戻金が、約束された”定額終身保険”を指しています。 解約返戻金は、契約当初から支払ってきた保険料の合計額と、解約時の保険加入期間によって、その額が変わってきます。 終身保険に加入する場合は、保険金額はもちろんのことですが、解約返戻金がいくらになるのか確認しておくのを、忘れないようにしたいものです。 終身保険の中には、解約返戻金がないものもありますので要チェックです。 この定額終身保険に対して、保険会社の運用実績によって、保険金や解約返戻金が増減する終身保険がいくつかあります。 これらには、利率変動終身保険、変額終身保険、積立利率変動終身保険などがあり、そのときの金利や株式市場の状況で、かなりの変動があると考えておいた方がよいでしょう。 終身保険の保険料の支払方法は、大別すると”短期払い”と”終身払い”の2つがあります。 ・短期払い 契約当初に払い込み期間を決めておき、それを過ぎれば保険料の支払いの必要はありません。もちろん、その後も一生涯保障は続きます。 ・終身払い 一生涯保険料を払い続けなければなりませんが、その分短期払いに比べて保険料が安くなっています。 両方の保険料を比較して、無理なく払える方を選ぶのがよいでしょう。 なお、終身保険の保険料は原則として最後まで一定ですが、例外的にある一定期間ごと、例えば10年ごとに保険料が上がる契約もあります。 これは、”ステップ払い”といわれるもので、保険加入時の負担軽減を考慮されたものです。 このように終身保険は、一生涯にわたり保障が続くものですから、保険会社では必ず保険金の支払いが発生します。 反対に定期保険の場合は、契約期間だけの保障なので保険金の支払いは、必ずしも発生しません。 このような理由から、終身保険は定期保険よりもかなり、割高な保険料となっています。一生涯続く保障を得る代わりにその分、保険料もそれに見合うものとなっています。 |
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