定期付終身保険〜終身保険に一定期間高い保障をプラスした保険〜終身保険は、亡くなったときや高度障害になったときに保険金が支払われ、この保障が一生続きます。 つまり、必ず保険金を受け取ることができるわけです。 一方、定期保険は保険加入期間だけ死亡や高度障害に対して、保険金が支払われるもので、満期に生存していたら保険金を受け取ることはできません。 このことから、定期保険は終身保険に比べて、かなり割安な保険料となっていて、ある一定期間だけの保障には、お得な保険といえます。 定期付終身保険を利用する具体的なケースとしては、夫婦に子供がいて、その子供が小学校に入学した頃があげられます。 この頃から、子供の養育費は家計にかなりのウエイトをしめてきます。このときに、一家の働き手が亡くなった場合の保障として、子供が自立できるまでの期間だけ、定期保険の特約を付けるわけです。 もちろん、終身保険によって一生涯の保障も同時に確保するわけです。 定期保険は、保険料が安いわりに保険金が高く設定されています。終身保険は、保険料が割高で保険金もそこそこですが、一生涯の保障が付きます。 定期付終身保険は、この2つの保険の特徴を考えて、補うように利用するのが上手な利用方法です。 なお、特約部分の定期保険については、”更新型”と”全期型”の2つのタイプがあります。 更新型とは、10年などの一定の期間ごとに更新されるタイプで、更新時に定期保険部分の保険料が高くなるものです。 このとき、保険料が大幅にアップすることもありますので、契約前に必ず確認しておくことをおすすめします。 また、全期型とは、契約時から定期保険の特約の契約終了まで、保険料が変わらないものをいいます。 |
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