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全労済

〜わずかな出資金で組合員になれる全労済〜

全労済とは、厚生労働省の認可を受けて設立された、保障業務を行なう団体です。正式名称は、「全国労働者共済生活協同組合連合会」という少々長い名前となっています。

JA共済と同様に、全労済が提供する保障のことを、”保険”ではなく”共済”と呼んでいます。

最初に出資金を、1,000円(月払いの場合は100円×12カ月=1,200円)支払って組合員になれば、誰でもこの共済に加入することができます。

組合員とはいっても、全労済を構成する組合員の、メンバーになったという意味合いのもので、別段の義務や拘束などはありません。

現在、全労済の組合員は全国で約1,400万人以上で、多くの人が利用しています。

全労済の事業は、営利を目的としていないため保険料が割安となっており、余剰金が発生した場合は、1年ごとに組合員である加入者に還元されます。

例えば、最もよく知られている「こくみん共済」の場合、一般的に保険料の約25%前後の還元があります。(1年間の事業の結果を、計算した上で還元されるため、その年ごとの変動はあります。)

また、事故や入院したときの保険金の支払いが、スムーズで好評のようです。

全労済の共済では、生命共済、損害共済の両方の保障が用意されていて、毎月の掛け金も負担にならないものとなっています。

現在、加入している保険を補う場合や、保険料の負担を軽くしたいと考えている人には、適した保険といえます。

全労済で用意されている共済は、以下のようになっています。

・遺族保障 こくみん共済、せいめい共済、終身共済、団体生命共済
・医療保障 こくみん共済、総合医療共済、新総合医療共済
・老母保障 ねんきん共済、団体年金共済、新総合医療共済、
介護保障付総合医療共済
・自動車保障 マイカー共済、自賠責共済、交通災害共済
・住宅、家財保障 火災共済、自然災害共済
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