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養老保険

〜保障と貯蓄性を兼ねそなえた保険〜

養老保険とは、満期前に亡くなると死亡保険金が遺族に支払われ、満期に生存していると本人が、満期保険金を受け取る保険のことです。

一般的に、死亡保険金と満期保険金は同額で、保険を契約期間中に解約したときの解約返戻金もあります。

また、養老保険に定期保険の特約を付けた場合は、死亡保険金を増額することもできます。

5倍型養老保険などでは、満期保険金の5倍の死亡保険金が支払われます。もちろん、その分保険料は割高となります。

養老保険では、被保険者が亡くなったときも生存しているときも、必ず保険金を受け取ることができ、保障と貯蓄の両方を兼ねた保険として売り出されています。

特にバブル期には、年利6〜8%の利率がつき、かなり人気の商品となっていました。しかし、今では利率も低下し、ひと頃の魅力はなくなっています。

また、養老保険は必ず保険金の支払いが発生するため、保険料も格段に高くなります。

同じ死亡保険である定期保険と比べた場合、養老保険の保険料は、約5〜6倍高い設定となっています。

現在では、郵便局の窓口で取り扱っている、簡易保険の養老保険や、貯蓄性をもっと重要視した、年金受取型の養老保険に人気が集まっています。
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