厚生年金基金〜公的年金に上乗せされる3階建て部分の年金〜通常の厚生年金の場合、老後に老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金(厚生年金)の2つの年金が給付されます。 しかし、これだけでは、ゆとりある老後を支えていくには、十分といえないのが現状です。 厚生年金基金はこれを補うもので、2階建ての厚生年金に上乗せされる3階建て部分の年金といえます。ただし、企業が基金を設立していなければ、加入することができません。 *詳細→厚生年金基金の設立 厚生年金基金は、ある一定規模以上の企業が基金を設立して、社員の年金保険料の一部と、企業からの上乗せ分を運用します。 そのしくみは、下図のようになっています。 ![]() 以下の説明は、上図の数字に対応しています。
原則として、基金に加入しているからといって、年金保険料が割高になることはありません。 企業からの上乗せ分があるため、社員は同額の厚生年金保険料にもかかわらず、基金からの年金を別に受け取ることができるわけです。 基金のある企業に入社したときは、自動的に基金に加入することになります。 なお、企業は、厚生年金の場合も厚生年金基金の場合も、社員と同額の年金保険料を負担しています。 |
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