保険金の支払いについて〜火災にあったときは、現場を保存して残すこと〜例えば、自宅からボヤを出して損害にあった家財を捨てて、新しい家財を購入したたときは、何の証拠も残りません。これでは、保険金を請求しても保険会社からは、保険金の支払いはありません。 つまり、支払いの根拠となる証拠がないと、保険会社は一切支払いができないということです。 火災で損害があったときは、代理店か保険会社に報告することが最優先。ほとんどの保険会社では、夜間や休日であっても、専門の連絡先がありますので、必ず連絡しておきます。 もし、連絡先がわからず、現場を保存できない場合は、携帯TELのカメラか使い捨てカメラなどで、入念に写真を撮っておきましょう。 また、保険金を請求するには、”損害請求書類”を揃えて、なおかつ請求項目や請求基準などの細かい決まりがあります。 これをクリアした上で、正式に請求されたものだけに、保険金が支払われますので、損害が発生したときは必ず、代理店か保険会社に相談しながら、書類を作成して提出するようにします。(損害の大小にかかわらず、すぐに相談するのがベスト) 実際に支払われる保険金額は、建物や家財の評価額によって、以下の3つのケースがあります。(評価額とは、保険金額を決めるときの基準となる価額のことで、再調達価額と時価額の2つがあります。)
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