失業手当の給付額〜失業手当の額は、給与額と年令で変わってくる〜具体的な内容は、以下のようになっています。 1.賃金日額の計算 まず、退職前6カ月間のボーナスを除く、賃金を180日で割った額を計算します。 これを「賃金日額」といい、賃金には残業代や諸手当も含まれます。 ただし、賃金日額には、年令によって下限額と上限額が決まっており、高い給与だった場合でも、上限額以上にはなりません。
2.基本手当日額の計算 次に、賃金日額に、決められた一定の給付率をかけると、1日あたりの基本手当(失業手当)が計算できます。これを、「基本手当日額」といい、実際に受け取る手当です。 基本手当日額にも年令によって下表のように、下限額と上限額が決まっています。 (*いずれも平成18年8月現在) <60才未満の人>
<60才以上〜65才未満の人>
以上を計算式にまとめると、次のようになります。
例えば、 退職時43才で、退職前6カ月間の賃金(ボーナスを除く)が270万円だった場合は、 賃金日額=2,700,000円÷180日=15,000円となりますが、 ↓ 賃金日額の上限が14,200円のため、 ↓ 基本手当日額(失業手当)=14,200円×50%=7,100円となります。 (給付率50%の場合) |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyrights(c)2011 手続き・届出 All Rights Reserved |